それぞれのケースに応じた適切な相場を知ること!
結婚披露宴に招待していない方からもお祝いが届いた、引き出物よりずっと高額なお祝いを頂いた、こんな経験をした新郎新婦もいるはずです。このようなケースでは結婚内祝いとして、あらためてお返しをする必要があります。この点、結婚内祝いの基本的な相場といえば、もらったお祝い金額の半返しが一般的。しかしお返しする相手と関係性や地域の慣習などによっては、さらに金額が変動することがあります。後から恥ずかしい思いをしないためにも、それぞれのケースに応じた適切な相場を知ることが大切です。
お祝いが高額だった!
お世話になっている恩師や上司などから高額のお祝いをもらった場合、基本的な慣習にしたがって半返しするとしても、やはり高額になって負担が重くなることが考えられます。また高額の結婚内祝いがかえって相手を恐縮させて、失礼になることもあり得ます。そこでこのようなケースでは、もらったお祝いの3分の1程度で内祝いを済ませるようにします。ただし後から先方の家へ挨拶伺いしたり、手紙や電話でお礼を言うなどして、感謝の気持ちをしっかり伝えることを忘れてはなりません。
目下の人からお祝いが届いた!
職場の後輩や歳下の親戚など、自分より目下の人からお祝いをもらうことも多々あります。このケースでは自分の立場が上である以上、内祝いを半返しにするのは不自然と言えます。そこで、もらったお祝いと同額の内祝いを返すのが基本的なマナー。例えば1万円のお祝いをもらったら、やはり1万円前後の品物で返すのが理想です。
内祝いとは、お祝いの気持ちを込めた贈り物です。せっかくの贈り物ですから喜んでもらえるよう、選ぶ時にはお相手のことを思い浮かべながら選んでみると良いでしょう。